日本畜産 入船店 の日記
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瀬戸牧場の秘密~その2~
2011.04.04
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福山の瀬戸町にある、日本畜産直営の『瀬戸牧場』。
ここで、あっさりとした甘味のある、おいしい「瀬戸のもち豚」となる豚をこだわりを持って育てています。
そのこだわりの二つ目は。。。。飼料=豚のエサです。
人間だって、食べるものによって成長具合や肉付きが変わってきます。
豚だって、一緒です。
一般には、トウモロコシ等の穀物を主原料にした混合飼料が使われますが、瀬戸牧場では違います。
混合飼料に加え、独自の特別な飼料を与えています。
パン、麺類、ご飯等、食品工場からでる余剰食品に、焼酎を作る時に使う「黒麹菌(くろこうじきん)」と水分を混ぜます。
空気を送り込みながら、30℃で24時間かけて発酵させます。
すると、甘酒のような、白い液状の飼料ができます。
これは、これまでにあった食事の食べ残しなどをそのまま与えるのとは全く異なります。
麹菌を使って発酵させますから、疲労回復に効果があるクエン酸や、消化吸収を助ける消化酵素が発生し、豚の健康にも効果抜群!!
お肉にも霜降りが入り、色が鮮やかで美味しくなります。
「瀬戸牧場」の豚は、栄養満点の飼料ですくすくと育つのです。
それが、美味しさの秘密です!!!